今や多くの日本企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組むようになった。だが、その分だけ「偽装DX」も増えている。例えば、単に技術的負債を解消するための基幹システム刷新プロジェクトをDXと称するようなパターンだ。揚げ句の果てにプロジェクトが大炎上して破綻するケースも後を絶たない。なぜ日本企業は本物の変革(トランスフォーメーション)に取り組めず、DXをやっているふりをして失敗するのか。

木村岳史編集委員の人気コラム「極言暴論!」
木村岳史編集委員の人気コラム「極言暴論!」

 本来、DXとはデジタル(=IT)を活用したビジネス構造の変革であり、その「魂」はデジタルのほうではなく変革のほうだ。したがって、DXと呼べるものは(ITを活用して)全く新しいビジネスを創るか、(ITを活用して)既存のビジネスを大きく変革するかしかあり得ない。にもかかわらず、日本企業では本来は「DXの手段」であるはずの基幹システム刷新が、いつの間にか「DXの目的」に化けてしまう。

 こうした偽装DX、なんちゃってDXにかまけているようでは、日本企業が急速に進むデジタル革命(第4次産業革命)から取り残され没落の一途をたどることになる。2024年10月10~11日に東京国際フォーラムで開催する「日経クロステックNEXT 東京 2024」では、12年近くにわたり人気コラム「極言暴論!」を執筆し、日本企業のIT活用や日本のIT業界の問題点にメスを入れ続けている木村岳史編集委員が登壇。極言暴論のライブ版として、超辛口で日本企業のDXの問題点をずばり指摘し、解決への打開策をお伝えする。

極言暴論!ライブ ~「偽装DX」に陥らない本物のデジタル変革を指南
2024/10/11 (金) 15:50 ~ 16:30

単なる基幹システム刷新がDXに化けた挙げ句、プロジェクトが大炎上する――。最近、こうした「偽装DX」の失敗事例が増えている。なぜ日本企業は本物のデジタル変革に取り組まず、DXを偽装し失敗するのか。人気コラム「極言暴論」の筆者が日本企業のDXの問題点をずばり指摘し、解決への打開策をお伝えする。