
「人間の創造性は再定義されつつある」――。米マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボで副所長を務める石井裕教授は、AI(人工知能)の飛躍的進化がもたらす影響をこのように表現する。

日経クロステックは2025年10月16~17日、AI(人工知能)/DX(デジタルトランスフォーメーション)の総合展「日経クロステックNEXT 東京 2025」を東京国際フォーラム(東京・千代田)で開催する。どんなイベントか、見どころを簡潔に紹介しよう。

量子力学が誕生して100年となる2025年は、様々な量子技術が注目されそうだ。特に次世代技術と目される量子コンピューターは、世の中を変革する大きなポテンシャルを秘めている。現在、世界で様々な実機が構築され、化学や金融といった分野でアプリケーション開発が加速している。

「百年に1度の移動革命」とも言われる空飛ぶクルマの社会実装が、2026年以降、世界各地で本格化する。

DX人材育成ともいえる学校教育現場のIT教育の事例、企業がデジタル人材育成に協力している事例を日経クロステック副編集長の大谷晃司が「日経クロステックNEXT 関西 2025」で紹介する。同イベントは2025年6月5~6日にグランフロント大阪で開催する。

建設業界において、技術伝承は「永遠のテーマ」である。現場で施工管理を担う人材をいかにして一人前に育て上げるか。ベテランと若手をセットにして手取り足取り教育したり、マニュアルを整備したりと、各社は知恵を絞ってきた。もっとも近年、現場技術者の育成は、以前に増して困難となっているようだ。

アシックスはグローバルでERP(統合基幹業務システム)を統一し、マスターデータを整備した。これにより、利用部門の担当者が在庫量などの最新の状況を確認しやすくなった。大島啓文CIO(最高情報責任者)が同社のデジタル技術やデータ活用について講演する。

生成AI(人工知能)の進化が、日常生活や企業活動に浸透し始めた。特に話題のAIエージェントは、生成AI活用によるチャットへの自動回答といった使い方から賢い業務支援システムへと向かい始めた。ただ、より賢くするためには企業が持っているデータをどう活用していくかというセキュリティー対応に向き合う必要がある。

車を運転中に突如として目の前の道路が陥没し、そこに転落して命を落とす――。日本を震撼(しんかん)させた「八潮・道路陥没事故」から約3カ月がたち、転落した男性運転手と見られる遺体が見つかった。陥没した穴が拡大したり、陥没であらわになった別の埋設管から水が流れ出て地盤が軟弱化したりするなど、様々な要因が救助活動を妨げた。

米OpenAI(オープンAI)の「ChatGPT」が話題を集めた2023年、いち早くグループ全社員へ導入することを決めたのがパナソニックホールディングスだ。以来、生成AI(人工知能)の業務利用に積極的に取り組んでいる。

「学びっぱなし」のDX(デジタル変革)人材育成から一歩抜け出す鍵は何か。ずばり、少人数の実践教育と、DXプロジェクトへの積極登用だ。ITベンダーとユーザー企業それぞれの課題と取り組みを「日経クロステックNEXT 関西 2025」で解説する。

半導体に歴史的な技術転換点が迫っている。生成AI(人工知能)ブームを追い風に、半導体市場は2030年に1兆米ドル(約143兆円)を突破すると予想されている。一方、半導体の進化則「ムーアの法則」を長年支えてきた微細化技術は限界に近づいている。