「人型(ヒューマノイド)ロボット量産元年」と評される2025年。日経クロステック編集部にも人型ロボットがやってきた。中国Unitree Robotics(宇樹科技)の2足歩行ロボット「Unitree G1」だ。特徴は、運動性能などを高めつつも比較的低価格で製品化した点で、研究開発を主目的とした製品である。まずは開封の儀から一連の動作チェックをした模様を動画でご覧いただきたい。

「Unitree G1」開封の儀の様子

 編集部に届いたロボットは、ラインアップの中でも最も価格の安いエントリーモデルだ。付属のコントローラーを使って移動させたり、スマートフォンの専用アプリで「握手」「手を振る」「立ち上がる」といった簡単な動きをさせたりできる。より本格的なアクションをさせるには、2次開発ができる上位モデルが必要と見られる。

 一方で、多少の力で押されても自動で足を踏み出してバランスを取り、転倒を防ぐなど、姿勢制御のすごさを垣間見ることもできた。ただし、人間でも転びそうなほど勢いよく押された場合は、派手に転倒してしまった。このほか、床に倒れた状態からの立ち上がり動作はスムーズだったが、椅子に座ったり椅子から立ったりという動作には人間の支えが必要になるなど、親心をくすぐられる一面もあった。

 2025年10月16~17日に東京国際フォーラム(東京・千代田)で開催する「日経クロステックNEXT 東京 2025」では、Unitree G1の動作デモ展示を実施する。インターネット上には人型ロボットの動画が多く公開されているが、映像で見るのと間近で実物を目にするのとでは、全く異なる印象を受けるだろう。ぜひ、来場して自身の目で確かめてほしい。

 会場では同じ展示ブースで、Unitree Roboticsの4足歩行ロボット「Unitree Go2 Pro」の動作デモや、来場者が実際に触れられる操縦体験を実施する。加えて同社の4足歩行ロボット「Unitree Go2 Air」の分解展示も行う。

 ロボットが身近な存在になる中で、今後AI(人工知能)との融合などにより、様々なアイデアが現実のものになるだろう。これらのロボットはいかに使いこなせるのか。考えを巡らせるためのヒントがつかめるはずだ。

日経クロステックNEXT 東京 2025
10月16日(木)~17日(金)

 生成AIが人に代わって様々な業務を遂行する存在になる──。急速に進化が進む「AIエージェント」が広く普及すれば、企業の業務や社員の働き方は大きく変わります。企業はAIを経営や業務に生かすことを前提に変革を実践し、成長戦略を描くことが欠かせません。「AIシフト」の波は、すでにあらゆる企業のもとに押し寄せています。
 60本を超えるセミナーには、変革で先行する企業のキーパーソンや各専門分野に精通した有識者らが登壇するほか、日経クロステックの編集長や編集部員が日々の取材に基づく最新情報をお届けします。展示会場では、最新のITソリューションやテクノロジーの展示が皆さまをお迎えします。特に、特別展示「テスラ・サイバートラック分解」や人型(ヒューマノイド)ロボットの動作デモ、4足歩行ロボットの分解展示・動作デモなど、見どころ満載です。