「玄関に来客のようなので、応対してください」と言葉で頼むと、ロボットが指示内容を理解して、玄関へ移動する。来客がカバンを持っているのを認識して「ご案内します、どうぞこちらへ。カバンをお持ちします」とロボットがアームを差し出す。身近なところでロボットが言語やその場の状況を認識し、解釈を加えて自然に行動する時代が、近いうちにやってくるかもしれない。

製造業の工場、建設工事、物流倉庫、配送など様々な業務の現場から家庭に至るまで、人間とコミュニケーションを取りながら自律的に動くロボットへの期待がふくらんでいる。人間が五感を使って周囲の環境を認識、行動するように、ロボットも画像や音声、触覚などの情報を統合して環境を認識し、判断して自律的に行動を決める。この能力が、近年のAI(人工知能)、特に大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)をはじめとする生成AIの進化によって大きく変革し始めた。
2024年10月10~11日に東京国際フォーラムで開催する「日経クロステックNEXT 東京 2024」では、日経クロステックの連載「大規模言語モデルはロボットをどう変えるか」の筆者である東京海上の園田展人氏が登壇。世界的に技術が急激に進化する中で、ロボットとそのビジネスがどう変わっていくか、日本に勝ち筋があるとすればそれはどこか、などについて解説する。
2024/10/11 (金) 14:30 ~ 15:10
昨今ロボットの世界では、生成AIのスケール則が持ち込まれ、環境の認識から動作の生成までをEnd2Endで実現するブレークスルーが起きている。学習手法やR&Dプロセスのあり方も激変する中、ロボットビジネスをリードしている製造、建設、物流、小売、モビリティの関係者からの取材をもとに、日本の勝ち筋を示す。
















