生成AI(人工知能)の活用と共に課題とされているのが、データセンターにおける消費電力の増大である。その解決の切り札として期待を集めるのが、光回路と電気回路を組み合わせた「光電融合」技術だ。同技術の研究開発を主導するのがNTTである。

 NTTは、通信やコンピューティングで消費する電力を大幅に削減できる次世代ネットワーク構想「IOWN」の実現に向けて、光電融合技術の研究開発に力を注いでいる。これまで通信分野で利用してきた光伝送技術や光電融合をコンピューティング分野にも広げようとしている。データセンター間の接続やデータセンター内のボード間の接続、さらに半導体パッケージ間、あるいはパッケージ内でのデータ伝送に光電融合デバイスを適用するロードマップを描く。

 こうした一連の取り組みについて、NTTデバイスイノベーションセンタでセンタ長を務める才田隆志氏が、「日経クロステックNEXT 東京 2024」(2024年10月10~11日、東京国際フォーラム)で講演する。光電融合デバイス技術の現在までの到達点と今後の展望を語る予定だ。

IOWNを支える光電融合デバイス技術
2024/10/11 (金) 10:00 ~ 10:40

ICT基盤を革新するIOWN構想の中で、光電融合デバイスはキー技術の一つであり、大容量低電力な光通信ネットワークから、高効率なコンピューティングまで広範な適用が期待されている。本講演では光電融合デバイス技術の現在までの到達点と今後の展望を述べる。