トヨタ自動車による認証不正、パナソニックによるUL規格不正、IHIや川崎重工業による舶用エンジン不正……。日本の製造業で品質がらみの不正の連鎖が止まらない。2016年に三菱自動車で燃費不正が発覚して以来、試験データの改ざん、完成検査不正、品質データ偽装と不正が見つかり、最近では開発設計部門による法令・規格不正が次々と発覚する事態にまで陥っている。
日本企業にとって品質は「生命線」だったはずだ。そこで不正が発覚すれば、製品や企業のブランドに傷が付く上、最も大切な顧客からの信頼を損なう恐れがある。販売機会の逸失や、法規違反による罰則、出荷停止による賠償責任、顧客側からの集団訴訟などといった金銭的なペナルティーも避けられない。そして何より、本来は「良い(正しい)仕事をしたい」と望んでいるのに、やむにやまれず不正行為に及んでしまった社員─企業にとってかけがえのない「人財」─を傷付けてしまう。
これからの世の中は、世界中の人々から尊敬される企業でなければ生き残ることが難しい。そのためにも、不正は何としても撲滅しなければならない。2016年から不正問題を取材し続け、新刊『検証 トヨタグループ不正問題』(日経BP)の著者でもある日経クロステック編集委員の近岡 裕が、2024年10月10~11日に東京国際フォーラムで開催する「日経クロステックNEXT 東京 2024」に登壇。不正とは何か、なぜ起きるのか、どうしたら撲滅できるのかについて、皆さんと一緒に考えるための情報を提供する。
2024/10/10 (木) 13:30 ~ 14:10
日本企業で品質不正の連鎖が止まりません。自動車ではトヨタグループなどで認証不正が発覚。電機ではパナソニックなどでUL不正が、造船では川崎重工業などで舶用エンジン不正が見つかりました。日本企業に何が起きており、どうしたら再発を防げるのでしょうか。皆さんと一緒に考えるための情報をご提供したいと思います。

















