2023年3月6日(月)から3月10日(金)まで開催される「日経クロステックNEXT オンライン 2023春」のテーマ「ITモダナイゼーション」について理解を深めるための記事をご紹介します。

 東京海上日動火災保険やJFEスチールなどがメインフレームのモダナイズに動き出した。システムの維持リスク回避に加え、DX(デジタル変革)の足かせを外す狙いがある。レガシーシステムの「ラスボス」をひもとき、手ごわさの理由を押さえよう。

 カインズやワークマン、ベイシアなどから成るベイシアグループは、メインフレームの撤廃とCOBOL資産のマイグレーションを2022年5月に完遂した。約3年をかけたプロジェクトの全容を2回に分けて見ていく。

 NTTドコモはレガシーシステムのモダナイゼーションを通じ、コンテナへの移行を進めている。既存のアプリを整理するなかで、課題だったチェックロジックの一覧性や再利用性を向上させた。

 「これは駄目だな」と思っているIT用語がある。「モダナイゼーション」だ。直訳すれば「現代化」だが、IT業界では老朽化した基幹系システムなどを全面的に刷新することを意味する。最新のITインフラなどを売り込みたいITベンダーにとっては、マーケティング上の重要な用語となっている。

 ITモダナイゼーションの成熟度が高い企業では、従来のレガシーシステムと新しいテクノロジーをうまく併用している。PwCコンサルティングが発表した「ITモダナイゼーションに関する2021年DX(デジタルトランスフォーメーション)意識調査」からは、ITモダナイゼーション「先進」企業の5つの傾向が分かる。