容量市場の2030年向けオークション上限価格が約2倍に引き上げられ、需給調整市場の上限価格は大幅な引き下げ。さらに慢性的な燃料高が続く中、インバランス料金の上限額は引き上げ——。

 電力ビジネスを取り巻く環境が、相次ぐルール変更によって厳しさを増した2026年がまもなく終わります。小売電気事業者には、電源調達費や容量拠出金などのコスト上昇と市場価格のボラティリティー増大。発電事業者には燃料価格や金利の上昇、出力制御の拡大などが押し寄せています。頼みの系統用蓄電池は収益性の低下傾向が止まりません。

 2027年も電力ビジネスで収益を上げ続けるために今、やるべきこととは。取るべき打ち手を考えます。

開催概要

名称
エネルギーSummit 2026Winter
日程
2026年 11月 26日(木)
12:00~18:00 (予定)
開催形式
オンライン
主催
日経BP 総合研究所
協力
日経エネルギーNext、 メガソーラービジネスplus
協賛
  • Bluefield Energy、
  • ダイヘン、
  • インフォメティス、
  • NEXTES、
  • オージス総研、
  • UPDATER
  • (ABC順)
参加料
無料(事前登録制)

プログラム

※当日の構成は、対談/各講演/インタビュー形式等に変更となる場合があります。

※内容・登壇者は変更となる場合があります。予めご了承ください。

12:00 ~ 12:45

【基調講演】

その電力ビジネス、2027年も続けられますか?
~ kW・kWh・ΔkWの制度変更が迫る選択

村谷 敬 氏

AnPrenergy
代表取締役 村谷 敬 氏

詳細はこちら

2026年は電力ビジネスのコストとリスクを大きく増大させる制度変更が行われた。この変化を乗り越えるには、制度変更内容を正しく理解したうえで、JEPXや電力先物、燃料価格、需給見通しから市況を読み、調達の判断を前倒しして行くといった対応が必要になる。 本講演では、制度変更のポイントと影響を解説するとともに、ルール変更に負けず、生き残るための打ち手を具体的に示す。

12:50 ~ 13:30

電力プランの差別化は「裏側」で決まる
~発電から小売まで、ひとつの基盤で一気通貫、事業に合わせて選べる~

島田 孝文 氏

Bluefield Energy
代表取締役 島田 孝文 氏

詳細はこちら

電力小売では、差別化した電力プランを出したくても、裏側の需給管理や顧客管理、発電側との連携が追いつかない課題があります。本講演では、AI基盤「BF Cloud」を土台に、アグリゲーション・需給管理・顧客管理を必要なところから、または一気通貫で支える取り組みを、実例を交えてご紹介します。

13:35 ~ 14:15

変わるエネルギー業界とリスク管理の重要性

西出 達郎 氏

オージス総研
I&F事業部 金融ソリューション部 西出 達郎 氏

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電力・燃料市場が落ち着いていた時代は終わりを迎えました。
再エネによる供給バランスの変化、原油/LNG価格の騰落、AIによる需要増などの影響で、電力・燃料市場価格はこれまでにない高ボラティリティな時代を迎えています。
まさにリスク管理なしに収益向上は臨めない時代といえます。なぜ今一層リスク管理が重要になのか、リスク管理をどのように活用すべきかについてオージス総研の知見をご紹介します。

14:20 ~ 15:00

アワリーマッチング時代に向けたみんな電力の「顔の見える再エネ流通」

真野 秀太 氏

UPDATER
上席執行役員
気候テック事業本部 副本部長 真野 秀太 氏

詳細はこちら

GHGプロトコル改定対応を見据えた再エネ調達手法を解説します。電気の流通と価値の流通を支える基盤として、トラッキングシステム提供やアグリゲーションサービスを通じ、アワリーマッチングに適合した再エネ調達や蓄電池の付加価値化について紹介します。また、今後のインフレリスクを見据えた再エネ調達としてのフレキシブルPPA(FPA)の最前線を提示します。

15:05 ~ 15:45

系統用蓄電所ビジネス参入と企業脱炭素化のポイント
~蓄電池システムの選定と長期運用の最適解~

服部 将之 氏

ダイヘン
執行役員 EMS事業部長 服部 将之 氏

詳細はこちら

活況な系統用蓄電池の最新動向や、導入時に直面する機器選定・長期運用のポイントを解説します。また、企業の脱炭素化・防災対策を進める上での産業用蓄電池の導入効果や、蓄電池とAI予測を用いて複数拠点で再エネを賢く融通する最新ソリューションもご紹介します。

15:50 ~ 16:30

電力市場の大変動時代、需要家と小売電気事業者の利益をどう守るか
〜 容量拠出金・インバランスと「需要を動かす」敷居の低下

只野 太郎 氏

インフォメティス
代表取締役社長 只野 太郎 氏

詳細はこちら

電力市場のボラティリティが高まり、容量拠出金やインバランスなど、小売電気事業者の収益環境は変化しています。こうした中、決して新しい手段ではない「需要を動かす」DRが、改めて重要になっています。本講演では、DRは必ずしも大規模な設備投資を必要とせず、身近な方法から始められることにも触れながら、小売事業者の収益力と需要家のコスト合理化を両立する可能性を考えます。

16:35 ~ 17:15

20年運用を見据えた蓄電池システムの課題と対策

高野 譲 氏

NEXTES
営業1部 部長 高野 譲 氏

詳細はこちら

蓄電池システムの導入において、初期投資や導入時の性能評価だけでは捉えきれない、長期運用における課題とその対応策について解説します。20年間の安定運用を実現するために必要な視点や、これらの課題に対する対策をNEXTESの考えるソリューションとともに紹介します。

17:20 ~ 18:00

【特別講演】

2027年、電力ビジネスの勝ち筋とは?

村谷 敬 氏

AnPrenergy
代表取締役 村谷 敬 氏

山根 小雪

日経エネルギーNext編集長 山根 小雪

詳細はこちら

相次ぐルール変更で従来の事業戦略や収益シミュレーションが成り立たなくなってきた。業界動向に通じる2人のクロストークで、2026年の制度変更の背景や、マーケットへの影響を深掘りしながら、2027年の勝ち筋を読む。

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