
人類はかつてない経験をしようとしています。AIのRSI(再帰的自己改善)循環が始まれば、人類は数十万年に渡って維持してきた「地球上で最も知的な存在」という地位を、初めて奪われるかもしれません。我々は、これまで政治、経済、軍事など、重要案件に関する情報をすべて掌握し、決定、処理することによって存在意義を確認してきました。しかし、AIがそれらを効率的、合理的に処理するようになれば「人類は何のために存在するのか」という、極めて哲学的な問いを投げかけられることになるのです。
企業では「AI社員」が台頭し、これまで人間が担ってきた仕事を処理する。しかも、その範囲は単純な作業だけではなく、管理者が判断してきたことまでに及ぶ。そんな状況が当たり前になったとき、企業はどうするのでしょうか。明確な答えを持っている経営者はそう多くはないでしょう。国外に目を向けてもエネルギーや電力の争奪戦や、地政学的なリスク、自然に対する責任など、日本企業が果たさなければならない課題は山積しています。
一方で、明るい未来が広がる可能性も高まっています。AIをはじめとする様々なテクノロジーの発展は、ビジネスの常識を大きく変え、新しい価値を社会にもたらそうとしています。分野はすべての産業に広がり、高齢化、少子化といった日本が長年抱え続けてきた難題を一気に解決するかもしれません。先を読み、新たな目標を示し、テクノロジーを使いこなせるリーダーが現れれば、ビジネスを一気に拡大させることができるでしょう。
「不連続の未来」が始まる2027年。日本企業は何をすればいいのか。リーダーの責任はどう変わるのか。日経BPは日経ビジネスや日経クロステック、日経クロストレンド、日経ウーマンなど、40に上る専門メディアや企業の課題を解決する総合研究所を展開しています。ここに所属する400人の専門記者、編集者、研究員を総動員し、2027年を、そして日本の未来を徹底予測します。企業や人間が存在意義を示し、どう未来を作り出していくのか。
「日経BP 10大徹底予測 2027」で、その道を探っていきましょう。
日経BP読者サービスセンターセミナー係
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