近年、気候変動や生物多様性の喪失といった地球規模の課題に対して、テクノロジーを活用した新しい解決策「ネイチャーテック」への関心が世界的に高まっています。衛星センシング、AI、IoT、ブロックチェーン、再生可能エネルギーなどの先端技術は、自然資本の評価や保全活動の高度化、資金循環の透明化、そして企業の持続可能な経営モデルの構築において重要な役割を担いつつあります。

本イベント「NATURE TECH!」は、こうした技術革新と自然再生を結び付ける国内外の取り組みを共有し、産官学民が一堂に会して議論・協業を促進する場です。企業のサステナビリティ責任者やデジタル責任者、スタートアップ、投資家、研究者、政策立案者が集まり、「自然の損失を止め、再生へと向かうための技術活用」をテーマに具体的な事例と将来展望を発信します。

icon開催概要

タイトル
NATURE TECH!
日時
2025年10月17日(金)※展示ブースは16日(木)~17日(金)
会場
東京国際フォーラム ホールE「日経クロステックNEXT 東京 2025」内
主催
日経ESG

iconプログラム

※講演者や講演時間など、プログラムは変更になる場合がございます。予めご了承ください。

13:00~13:30
基調講演①

なぜ今、生物多様性が重要なのか。世界の潮流とテクノロジー最前線

道家 哲平 氏

国際自然保護連合日本委員会 会長
道家 哲平 氏

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1980年東京生まれ、千葉大学大学院修士課程修了・人文科学(哲学)専攻。2003年より、日本自然保護協会(NACS-J)に所属。
生物多様性条約のNGOにおける日本の第一人者。生物多様性条約やIUCNはじめ生物多様性に関する世界動向把握・分析を行い、日本の生物多様性保全の底上げに取り組んでいる。ネイチャーポジティブ、自然に根差した解決策(NbS)、将来世代参加、グリーンジョブなどを重要議題に掲げ、取り組んでいる。

原口 真 氏

MS&ADインシュアランスグループホールディングス サステナビリティ推進部 フェロー
TNFDタスクフォースメンバー
原口 真 氏

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保険会社グループとして、自然資本を活用した地域のレジリエンス強化と地方創生推進の領域で、数多くのオープン・イノベーション・プロジェクトを創発。
2021年10月からTNFDタスクフォースメンバーとして、自然関連課題の評価と開示の枠組み開発に従事。
【役員等】
(一社)企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)顧問
(一社)いきもの共生事業推進協議会(ABINC)副会長
【委員等】
環境省、国土交通省、農林水産省、内閣府、東京都、熊本県、長野県、北九州市、等

藤田 香

日経ESG シニアエディター
東北大学 グリーン未来創造機構・大学院生命科学研究科 教授
藤田 香

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<講演概要>
気候変動の加速により自然資本の劣化やリスクが世界各地で顕在化する中、「ネイチャーポジティブ」への移行が急務となっています。ネイチャーポジティブとは、自然の損失を止めてプラスに転じるという国連の目標。その実現を可能にする技術が「ネイチャーテック」です。生態系のモニタリングや、企業の自然関連リスク開示を支える技術から、循環経済や気候対策技術にも貢献する技術など中心に多様な技術が登場しています。有望な投資領域として金融機関からも期待が高まっています。自然と技術を結ぶ最前線を展望します。

13:30~14:00
基調講演②

熊本市の地下水・生物多様性保全の取り組み

永田 努 氏

熊本市 水保全課 主幹
永田 努 氏

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<講演概要>
熊本市は74万市民の水道水源の全てを地下水で賄う世界に誇る地下水都市です。この清れつで豊富な地下水は、九州を代表する湧水植生や生物多様性の恵みを育んできました。
本講演では、長年に亘る市民・事業者・行政協働による地下水保全の取り組みやネイチャーポジティブに関する様々な経験やノウハウをお伝えします。

14:05~14:20

「自然と、つくる。」大林組のネイチャーポジティブに関する取り組み

相澤 章仁 氏

大林組 技術本部 技術研究所 自然環境技術研究 課長
相澤 章仁 氏

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<講演概要>
大林組では「自然と、つくる。」をキャッチフレーズとして、ネイチャーポジティブに関する技術開発や取り組みを行っています。ここでは、生物多様性の定量評価を行った「なんばパークスでの鳥類調査」や、小面積の外構などを使って生物多様性向上に貢献する「草地のビオトープ」などについて紹介します。

14:20~14:35

生物多様性の保全を社会の当然に~AIとデータで加速するネイチャーポジティブ~

藤木 庄五郎 氏

バイオーム
代表取締役CEO
藤木 庄五郎 氏

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<講演概要>
世界規模で機運が高まっているネイチャーポジティブを進めるため、当社は全国からAIを活用して生物データを収集し、国内最大級の生物多様性ビッグデータ・プラットフォームを構築・運用しています。
生物多様性の現状を可視化・評価し、企業や自治体の自然資本に対する戦略的かつポジティブなアクションを支援します。

14:35~14:50

未来のコメプロジェクト Global Nature Techを駆使した中山間地域からの輸出米戦略

広瀬 陽一郎 氏

バイオシード・テクノロジーズ 代表取締役
広瀬 陽一郎 氏

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<講演概要>
当社では、これから農業分野への参入を計画している日本の繊維業界と食品業界、世界で事業を行っている外食産業、未来志向の米穀卸業界、有望な農業系スタートアップ、更には海外よりは、アメリカとスペインの農業Tech企業と連携して、未来のコメプロジェクトとして、我が国のコメの戦略的輸出に取り組んでいます。キーワードは、全てのステークホルダーのROIが向上することです。

14:55~15:10

未来の街並みを描く、「5本の樹」計画と生物多様性の可視化

八木 隆史 氏

積水ハウス 環境推進部 環境マネジメント室
八木 隆史 氏

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<講演概要>
積水ハウスが約25年間進めてきた「5本の樹」計画と、新たに発表した生物多様性可視化ツールについて、都市における自然の保全・再生をテクノロジー、ネイチャーテックでどう進めていくかを探ります。

15:10~15:25

グリーンインフラを活用した自然共生社会の実現に向けて

北野 雅人 氏

竹中工務店 技術研究所 建設・環境基盤研究部 主任研究員
北野 雅人 氏

向井 一洋 氏

竹中工務店 技術研究所 建設・環境基盤研究部 主任研究員
向井 一洋 氏

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<講演概要>
生物多様性保全の課題解決に向け、注目されるグリーンインフラの活用ソリューションと先端技術による自然の可視化ツール等の研究・開発事例を示す。併せて、建設業におけるTNFD情報開示への対応状況と今後に向けた課題を紹介する。

15:25~15:40

農林中央金庫におけるネイチャーポジティブ経営

川島 憲治 氏

農林中央金庫 常務執行役員 サステナビリティ共同責任者
川島 憲治 氏

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<講演概要>
農林中央金庫は2025年8月に気候変動と自然資本を統合的に分析した「Climate & Natureレポート2025」を公表しました。本レポートのポイントや掲載している自然関連テックの活用事例等について、農林中央金庫常務執行役員・川島憲治と日経ESGシニアエディターの藤田香氏との対談形式でご紹介します。

15:45~15:55

事業成長と社会的インパクトを両立する新たな自然共創プログラムのご紹介

中井 照大郎 氏

青葉組 代表取締役
中井 照大郎 氏

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<講演概要>
青葉組は「林業から新たな自然資本産業をつくる」ことを使命とするスタートアップです。企業成長に自然再生を活かす共創プログラム「aoba」を展開し、既にKDDIなど大手企業と多数連携。ブランド価値と事業戦略に結びつく社会的インパクトを共創します。

15:55~16:10

AI共存社会の実現に向けた地球環境保全の取り組み

齊藤 剛 氏

ソフトバンク CSR本部CSR推進室 室長
齊藤 剛 氏

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<講演概要>
ソフトバンクはAI共存社会に向けた次世代社会インフラ構築を推進しており、データセンター建設時、周辺環境に配慮するとともに生物多様性保全に取り組んでいます。また、全国で森林保全活動を通じ、持続可能な地球環境を次世代に繋ぐため、本年より開始した生活者参加型植樹プログラムNatureBankを紹介します。

16:10~17:00

スタートアップによるネイチャーテック展示

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<講演概要>
展示会場内にスタートアップによるネイチャーテック展示がございます。ぜひ会場内展示ブースに足をお運びください。

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協賛企業: 青葉組、大林組、 積水ハウス、 ソフトバンク竹中工務店農林中央金庫、 バイオシード・テクノロジーズ、 バイオーム


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