
2025年11 月26 日(水) 15:00~17:30(予定)
今、日本企業は「戦略的IR」によって企業価値を向上させる絶好の機会にあります。東証のPBR改善要請が示すように、投資家の期待に応える開示は、もはや義務ではなく企業の競争力そのものです。しかし、「投資家が本当に求めている情報」とは何か、「どのように資本コストを意識した経営を開示すれば株価の上昇につながるのか」、その答えを見出すことに苦慮している経営者も少なくありません。
日経BP総合研究所では、CEO・CFOが直面するこの課題に対し、具体的な処方箋と実践的な知見を提供するセミナーを企画しました。日本株の著名なファンドマネージャーやIR戦略の第一人者、そして企業価値向上に深く関わってきた識者をお招きし、多角的な視点から「投資家が本当に求める情報とは何か」「資本コストや株価を意識した経営をいかに実現するか」を深掘りする機会といたします。
※講演者や講演時間など、プログラムは変更になる場合がございます。予めご了承ください。
日経BP 執行役員 総合研究所長河井 保博
Aurea Lotus 代表/CEO日本・米国株ファンドマネージャー柳下 裕紀 氏
昨今は経営指標としてのROICの活用など、日本企業も価値や資本効率を意識した経営へとポジティブな変化が見られます。また国内外でアクティビストが活発化し、企業に対するエンゲージメントを高めている中、むしろ企業のポテンシャルが引き出され、改革に繋がるトリガーとしている事例も見受けられるようになりました。そうした流れは企業にとっても大きなチャンスとなります。だからこそ、IRを投資家のロイヤリティを巻き込む強力なツールとして活用して頂きたい。企業価値ベースの投資家として、長年米国株・日本株のファンドマネージャー職に携わってきた視点を皆さんと共有出来ればと思います。
柳下 裕紀(やぎした ゆき)
Aurea Lotus 代表/CEO日本・米国株ファンドマネージャー
1987年シティコープ・スクリムジャー・ヴィッカーズ(現シティグループ)証券入社。
欧州および米国債券ストラテジストとしてセルサイドのキャリアを計約7年積み、1994年渡米してバイサイドへ移籍。西海岸の投資ファンドExplorer Fundで米国株アナリスト担当。1997年帰国し、第一生命投信投資顧問(現アセットマネジメントOne)、2000年インベスコ投信投資顧問にて外国株ファンド運用。2002年香港へ渡り、Value Partners HKで日本株含むアジア株ファンド運用を4年間担当。2007年帰国後、レオス・キャピタルワークスで日本株ファンドを約3年運用。
2010年Aurea Lotus設立。2025年現在、AUM約8000億円(簿価)の香港籍(リエゾン)日本・米国株私募ファンド運用中。
日経マネー編集長武田 安恵
武田 安恵 (たけだ やすえ)
日経マネー編集長
2006年日経ホーム出版社(現・日経BP)に入社し、日経マネー編集部に配属。投資の基本を学ぶ。2011年から13年間、日経ビジネス編集部で流通、金融業界の記者・デスクを務めたほか、「The Economist」「Financial Times」の翻訳編集を担当。マクロ経済、金融・マーケット、労働政策、人的資本の取材歴が長い。2024年10月から現職。
個人投資家 湘南投資勉強会Kenmo 氏

kenmo 湘南投資勉強会
1982年愛知県生まれ。大阪大学大学院情報科学研究科修了後、東証プライム上場メーカーで研究職を務める。サラリーマンの傍ら株式投資を行い、独立後はIR説明会の運営や株式投資に関する講演活動を幅広く展開している。2018年に発足した「湘南投資勉強会」では年間100社超の上場企業IRを企画・運営し、個人投資家と企業をつなぐ場として高い評価を得ている。著書『5年で1億貯める株式投資』(ダイヤモンド社)は19万部を突破。中小型株を中心とした実践的な投資分析に定評がある。中小企業診断士。
早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授鈴木 一功 氏
2020年代に入り、アクティビスト(物言う株主)の活動が活発になっています。2024年末現在で、アクティビストが発行済株式の5%以上を保有している上場企業は、200社弱となっており、いつどの企業がターゲットになってもおかしくない状況です。本講演では、アクティビストがどのような企業をターゲットにし、株主としてどのような要求をしてくるのかについてデータを基にお話しします。その上で、アクティビストのターゲットとならないために、普段からどのような対策が可能か、万一ターゲットになってしまったら、どのような対応が可能なのか、についても考えたいと思います。
鈴木 一功(すずき かずのり)
早稲田大学 大学院経営管理研究科 (早稲田大学ビジネススクール) 教授
東京大学法学部卒業後、富士銀行(現みずほ銀行)入社。
INSEAD(欧州経営大学院)MBA、ロンドン大学(London Business School)Ph.D.。
銀行にてM&Aの企業価値評価モデル開発等を担当。中央大学を経て、2012年4月より現職。みずほ銀行コーポレートアドバイザリー部外部アドバイザー。主な著書として『企業価値評価(入門編)』(ダイヤモンド社、2018年)、『企業価値評価(実践編)』(ダイヤモンド社、2004年)、『バリュエーションの理論と実務』(共編著、日本経済新聞出版、2021年)。専門分野は、企業財務、M&A、コーポレート・ガバナンス。
日経BP 総合研究所 チーフコンサルタント古塚 浩一
ネットワーキング
日経BP読者サービスセンターセミナー係
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