
「日経エレクトロニクス、日経クロステック」では「パワー・エレクトロニクス・サミット2024」を今年も開催します。
脱炭素社会の実現に向けて、あらゆる産業分野で二酸化炭素の排出を削減する努力が続けられています。再生可能エネルギーや水素の活用など様々な取り組みが行われていますが、その根幹となるのがパワーエレクトロニクス技術です。
本サミットは、パワエレ分野において革新性と実用性を備える研究開発を行う研究者を表彰する「パワー・エレクトロニクス・アワード2024」(主催:日経エレクトロニクス、日経クロステック、協賛:TMEIC)の贈賞式と最前線で活躍する技術者や研究者の講演を中心に、パワエレ技術を取り巻く成果や課題について最新の情報を提供、考える場となります。
エレクトロニクス関連の技術者、大学院・大学・高専関係者、学生の方にとって必見の内容となる他、名刺交換会も予定し貴重な意見交換の場となります。 本サミットが、エレクトロニクス技術のこれからを読み解き、エレクトロニクス技術者としてのキャリアを考える一助になれば幸いです。ぜひご参加ください。
※講演者や講演時間など、プログラムは変更になる場合がございます。予めご了承ください。
インフォーマインテリジェンス
シニアコンサルティングディレクター南川 明 氏
EV減速、産業機器市場低迷で2024年のパワー半導体市場はブレーキが掛かっている。しかし、カーボンニュートラル政策が動き出す2025年以降はパワー半導体需要も大きな転換点を迎えるとみている。
一方で中国のパワー半導体投資は高いレベルをキープしているため需給バランスの悪化懸念も心配されている。
2025年以降の需要と供給面からの分析を行ってみたい。
■アワード紹介
■贈賞式
■受賞者講演 各団体
*最優秀賞
東北大学・高橋良和氏の研究グループ
「超小型両面冷却パワーモジュール開発、出力密度3倍にめど」
*審査員特別賞
東京工業高等専門学校・綾野秀樹氏の研究グループ
「二相変調法の不連続点に着目、モーター電磁音と損失低減を両立」
*読者賞
横浜国立大学・小原秀嶺氏の研究グループ
「電磁ノイズゼロのインバーター、多段リニアアンプの個別制御で多素子化に道」
■審査員による講評
TMEIC
パワーエレクトロニクスシステム事業部
副事業部長 兼 技師長吉村 誠 氏
近年のカーボンニュートラルに向けた世界情勢を踏まえ、パワーエレクトロニクス技術の適用範囲が拡大している。
再生可能エネルギによる発電量の拡大に伴い、化石燃料を使用して発生させてきた動力や熱源を電化に置き換える範囲の拡大、電力・エネルギ貯蔵技術の革新、パワーエレクトロニクス技術の適用によるグリーン水素生成における水素エネルギネットワークの確立など、TMEICの推進するPEiE(Power Electronics in Everything)によるカーボンニュートラル社会実現への貢献を紹介する。
筑波大学 数理物質系 教授岩室 憲幸 氏
新材料SiCパワーデバイスの普及が大いに期待されているが、現状ではシリコンIGBTがいまだに主役の座に君臨している。これはとりもなおさず、SiCパワーデバイスの性能、信頼性、さらには価格が市場の要求に十分応えられていないことによる。最強の相手であるシリコンIGBTを凌駕すべく、SiC MOSFET最新技術と今後の動向について報告する。

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