開催概要
自作のドボク模型を使って、土木の面白さや難しさなどをいかに分かりやすくプレゼン(伝えること)ができるかを競う──。「ドボク模型グランプリ2026 ~学生プレゼンバトル全国大会~」を開催します! 第2回となる今年は応募資格を拡充。大学院、大学、高等専門学校、専門学校に加えて、高校に在籍する学生にも門戸を開きます。本選開催は2026年9月30日。場所は東京・有楽町にある東京国際フォーラムです。グランプリを目指して皆様のエントリーをぜひお待ちしております。
| 開催日時/会場 | 2026年9月30日(水)13:00~16:30 東京国際フォーラム ホールE |
|---|---|
| 主催 | (日経BP) |
| 後援(順不同・申請予定) | 国土交通省、土木学会、日本建設業連合会 |
| 協賛社/地方協賛社(順不同) | パシフィックコンサルタンツ 旭建設、相愛、第一コンサルタンツ、丸本組、溝田設計事務所 |
ドボク模型とは?
100円ショップやホームセンターで購入できる身近な材料を使って制作した模型です。模型の一部が動く「仕組み」を施すことが特徴で、一般の方に土木構造物のメカニズムや果たすべき役割への理解を深めてもらうのに効果的です。公共工事などの効果を説明する「住民説明会」で近年、よく使われるようになっています。
下記は藤井基礎設計事務所(松江市)の藤井俊逸社長が製作したドボク模型の事例です。ナットやボルト、トイレットペーパー、それから時には豆腐などを使って、模型を製作し、分かりやすく実演しています。これらを参考にして、ご自身のオリジナル「ドボク模型」を作り上げてください。
昨年のグランプリ報告
2025年10月17日に東京国際フォーラムで開催した「ドボク模型グランプリ2025 ~学生プレゼンバトル全国大会~」には、事前の予選を勝ち抜いた9チームが出場しました。
見事グランプリに輝いたのは、東京都市大学建築都市デザイン学部の4年生がチームを組んだ「東京都市大学地盤研」です。日本の平野部に多い軟弱地盤に建物を建てる際に「基礎」が大切なことを模型で表現しました。地盤に見立てた材料として、小さな球体の紫外線硬化樹脂「UVレジン」に着目。力を加えると虹色に光る「光弾性」という現象を起こす特徴を生かして、会場を沸かせました。
他のチームも擁壁や橋梁、雨庭などを題材とした模型を用意し、熱戦を繰り広げました。
(写真:日経BP)
(写真:日経BP)
(写真:日経BP)
- グランプリ
- 力はどう伝わるのか? ~光弾性実験における基礎形式の違いによる荷重伝達の可視化~東京都市大学地盤研(東京都市大学)
- 798点
- 特別賞
- 水抜き穴にものを詰めてはいけません! ―集中豪雨から急傾斜地をまもる排水工のはなし―ナンジャモンジャ(京都大学)
- 791点
- 特別賞
- 橋梁の強靱化ドボ魂(松江工業高等専門学校)
- 782点
エントリーのご案内
2026年の模型テーマは、2025年と同じく「防災・強靱(きょうじん)化」です。多発する地震・津波、風水害、土砂災害、それからインフラの老朽化などに悩まされる日本。一体どのようなメカニズムで現象が起こるのか、かつ対策はどのように効いているのかなど、一般の方に分かるように模型で表現してもらいます。模型の題材選びの着眼点、そして模型の出来だけでなく、プレゼンテーションなどの「伝える力」も審査のポイントになります。自由な発想でユニークな提案をお待ちしています。
応募条件
大学院、大学、高等専門学校、専門学校、高校に在籍する学生であることとします。所属学科や専攻は問いません。
イベント参加規約に同意の下、エントリーに進んでください(イベント参加規約.pdf)。
- ※チームによる応募は、メンバー全員が応募条件を満たすとともに、最大3名までとします
- ※応募できる点数は個人・チームの参加にかかわらず1点のみとします
- ※コンテスト用の模型は応募者自身のアイデアに基づくものとし、ほかのコンテストなどに出ていないものとします。ただし、教員や技術者などの指導や助言を受けるのは問題ありません
- ※コンテストの模様は日経クロステックなどのWebサイトやYouTubeでの配信、日経BPの発行する雑誌や冊子(「建設未来プロジェクトブック(仮)」)などの印刷物への掲載を行い、応募者の学校名や氏名を公開することを前提とします(応募者はコンテストへのエントリーをもってこれに同意したものとさせていただきます)
- ※予選や本選での模型やチームの様子などについては日経BPのSNS(交流サイト)へ投稿させていただく予定です(応募者はコンテストへのエントリーをもってこれに同意したものとさせていただきます)
- ※エントリー前に必ず学校の指導教官や担当教官の承認を得ることとします
競技概要について
- 予選と本選を開催します。予選はプレゼン動画による審査です。プレゼン動画の時間は5~10分とします。選んだテーマの解説や模型のポイントを解説するとともに、模型を実演している様子も撮影して、動画を制作していただきます(提出方法は「応募手続き」でエントリーの登録完了メールに記載しているURLをクリックしてアップロード。動画ファイルの名前には所属先とチーム名を必ず記入してください)。
なお各チームの動画の質を平等にするために、スマートフォンでの撮影を原則とします。固定して撮影するか、手に持って注目ポイントなどを撮影する場合は、内容がはっきりと見えるように気を付けましょう。 - 動画の厳正な審査により、本選に進めるチームを決めます。本選出場者は最大10者とします。本選は2026年9月30日(水)に東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3丁目5番1号、日経BP主催イベント「日経クロステックNEXT東京2026」の会場)で実施します。パワーポイントの資料を用意していただき、選んだテーマの解説や模型のポイントを大勢の観客の前で解説するとともに、実際に模型の一部を動かし実演してもらいます。当日、模型を映すプロジェクターや大型スクリーンは事務局で用意します。プレゼン時間は12分です(会場での模型の準備時間は12分には含みません)。
- ※エントリーの際は必ず本選(2026年9月30日)に参加できるかどうかを確認した上で応募してください。
- ※本選出場者に関しては、所属する大学などからの往復交通費と宿泊費(事情に応じて前泊分も)に関して全額お支払いします。
模型のサイズ・使用材料
ドボク模型のサイズの目安は縦1m、横1m、高さ1m以内とします。本選で東京に運ぶ・送る必要があるので、その点も考慮して製作することを勧めます。模型のサイズが大きくなりそうな場合は事前に事務局へ相談してください。また大量の土や水などを利用する場合、会場を汚さないといった処理が必須になるため、そういったものも含めて検討してください。
使用する材料は100円ショップやホームセンターで購入できる材料を使うこととします。材料購入費などのため、応募者には1者当たり上限1万円の実費を後ほど支給します(予選で動画をアップロードしていただいたチームに限ります)。
表彰(各賞)
グランプリ(賞金15万円)
特別賞(賞金5万円)
審査基準
コンテストの審査項目は「模型の分かりやすさ」「模型の仕組み(動かし方)」「選んだ災害テーマ(目の付け所)」「プレゼンテーション(見せ方、話し方、時間)」「材料の使い方」「その他(5つの項目以外で特に目立った点)」の6つとします。これらの項目に沿って複数の審査員が点数を付けて、総合点が高い上位3チーム程度を選びます。最後に決選投票して、最も票を集めたチームをグランプリとします。そして次点2チームを特別賞とします。
審査員
検討中
スケジュール(予定)
エントリーから予選までの全体概要説明、個別指導について
- 全体概要説明はオンラインで実施します。時期はエントリー〆切後、6月3日(水)午後1時に開催する予定です(1時間程度)。
- 各チームへの個別模型相談は、建設産業で働くプロの方に協力してもらい、模型についてのアドバイスを1度か2度、受けられる場です。模型の質を高めるために必ず1度は受けることとします。日程調整などについては後日、事務局から連絡します。
応募手続き
注意事項
- グランプリに関する応募者と事務局との連絡は、応募時に登録してもらうメールでやり取りします。事務局からの連絡には重要な内容も含まれるので、必ずメールの内容を確認するようにしてください。
- エントリー〆切以降、どうしても辞退しなければならない事由が生じた場合は、早急に下記、事務局へ連絡してください。
質問・問い合わせ
何か気になる点、疑問点などありましたら、下記にご連絡ください。
「ドボク模型グランプリ2026」事務局(株式会社ワンベスト 内)
連絡先:dobocon@event-reg.jp
Q&A
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模型といってもプラモデルのように設計図があり、その通りに作れば完成するといったものではありません。自分たちのアイデアで作るものを決めて、自分たちで材料も考えて選ぶことが求められます。このサイトの「ドボク模型とは?」や、書籍「模型で分かるドボクの秘密」「ドボク模型」(共に日経BP)などに災害をテーマとした模型が載っているので参考にしてください。ただし、表現する災害や老朽化の現象などを参考にするのはよいですが、同じ模型を作るのは審査で評価されない可能性が高いので注意してください。
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鉄道模型のように動き続けることを指しているわけではありません。例えば、土砂災害を説明するドボク模型の場合だと、土砂を模した材料の一部が動く様子などを実演するイメージです。動きやすい材料に何を選ぶか、どのように使うかが鍵となります。
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2026年9月30日の本選時に会場でお支払いする予定です。交通費や材料費のレシートは支払いに必要になるので、必ず保管しておいてください。
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エントリーしてプレゼン動画を提出したチームには必ず1万円までの材料費実費を支給させていただきます。レシートを保管しておいてください。支給の時期については予選後になります。
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必須ではありません。5~10分という与えられた時間に応じて、自分たちで創意工夫して動画を制作してほしいところです。
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別の所属でもチームを編成してもらって結構です。学年などを超えて編成することも可能とします。
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超えても問題はありませんが、材料費の支給額上限は1万円で変わりませんので、ご注意ください。材料費の上限はないのですが、あまりにも高額になると、ドボク模型の趣旨から遠ざかってしまうので気を付けてください。
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エントリーでは、氏名などの基本情報などを登録するだけなので、模型のアイデアや模型自体は必要ありません。ただし個別指導などで模型を相談する際は、ある程度アイデアがあった方がベターです。動画の提出期限が8月21日(金)なので、それを目指して模型を作成してほしいです。
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模型のテーマを変えたり、模型を全く別物に変更したりするのは動画審査をした意味がなくなるので認めません。ただし、動画審査で提出した模型をよりブラッシュアップするのは問題ないものとします。
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建設産業で働くプロに相談できる機会(オンラインによる個別相談)などを設けており、模型について指導を受けられるため、不安がある学生も積極的にエントリーしてください。応募時は不安でも、2025年のグランプリに参加した学生からは、「同世代の学生たちの模型やプレゼンを見て刺激になる」「自身の成長につながる」という声が多数寄せられています。また当日は同時開催でいろいろな展示もあり、建設産業のプロの方も一堂に会します。そのため、建設の仕事内容を知れるいい機会になるはずなので、応募して損はないと思います。
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所属する高専などによっては公休扱いにならないケースがあります。事前に指導教官とよく相談した上で、応募してください。
防災・強靱化特別展(同時開催)
ドボク模型グランプリ2026を開催する会場内では、同時に防災・強靱化特別展を実施する予定です。地震や豪雨などの災害対策を進め、強靱な社会基盤を築くことが切迫した問題となっている現在、特別展では、これらの社会課題とその解決への糸口を模型と建設DX(デジタルトランスフォーメーション)で解き明かします。見て、触って、面白く体感できる場となります。なお昨年度は建設コンサルタント会社のパシフィックコンサルタンツや藤井基礎設計事務所、それから国立研究開発法人土木研究所、国土交通省関東地方整備局荒川下流河川事務所、国土技術政策総合研究所などが模型を展示。建設会社の西松建設がトンネル工事のシミュレーターなどを展示しました。
