2022年4月に東京・銀座で、タワーの周りに多数のカプセルユニットを取り付けた独特な集合住宅の解体工事が始まりました。

解体中の中銀カプセルタワービル
解体中の中銀カプセルタワービル
(写真:日経クロステック)

 この建物は、建築家の故・黒川紀章(1934~2007年)が設計した「中銀カプセルタワービル」です。解体に際しては、カプセルをわざわざ1個ずつ取り外していきました。それはなぜでしょうか?

(1)タワーは残して転用するため
(2)カプセルが頑丈で壊せなかったため
(3)外したカプセルを保存するため
(4)解体時にはまだカプセル内に人が住んでいたため

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