100年の歴史を持つ日本製造業の象徴、パナソニックグループが全社を挙げたDX(デジタル変革)に挑んでいる。2022年4月に移行した持ち株会社制度の下、改革の主力の1つと位置付けるのがサプライチェーン(供給網)のDX支援を手掛ける事業会社パナソニック コネクトだ。同社は総額約8600億円でサプライチェーン大手の米ブルーヨンダーを買収した。パナソニック コネクトの売上高を超える巨額の買収は、日本の産業界を驚かせた。

製造、物流、小売りの各業界向けにサプライチェーン管理のクラウドサービスを提供するブルーヨンダーを買収し、パナソニック コネクトが目指すのが「オートノマス(自律的な)サプライチェーン」の実現だ。AI(人工知能)をはじめとするブルーヨンダーの技術に、パナソニック コネクトが得意とするものづくりの技術を融合、川上から川下までを結んだ動的なサプライチェーン管理を可能にするという。
2022年10月11日からオンライン開催している「日経クロステック EXPO 2022」では、10月19日にパナソニック コネクトの樋口泰行代表取締役 執行役員社長・CEO(最高経営責任者)が登壇し、巨額買収の狙いや買収によって目指す同社のデジタル変革の姿を語り尽くす。同社が挑む改革の成否はパナソニックグループのみならず、日本の製造業全体が進むべき道をも示唆する。樋口氏自身が語る改革の全貌を、ぜひごらんいただきたい。
2022/10/19 (水) 10:00 ~ 10:30
2021年に8630億円で米国のサプライチェーンソフトウェア最大手のブルーヨンダーを買収。ハードウェアを主体としたビジネスからハード、ソフトを組み合わせたサービスを提供するソリューション提供企業へと変貌を遂げている。社長樋口自らが戦える戦略の策定、事業立地の見極めをどのように行ったのか、また今後の挑戦について語る。