・今後5年のうちに、グリーン成長戦略14分野はあなたの勤務先の有望なビジネスになると思いますか。
・昨今のウェルビーイングの盛り上がりを受け、今後5年間で、企業向け健康対策ビジネスの普及/拡大ペースは早まると思いますか。
5年先の未来のビジネスについて、あなたはどう考えているだろうか。脱炭素、ウェルビーイング、デジタル変革といった大きなトレンドの先には、どんな社会が待っているのか。事業戦略を考えるうえでは、未来へのシナリオ分析は避けて通れない。
そこで日経BP 総合研究所では、様々な業界で活躍するビジネスパーソンを対象に「5年後の未来に関する調査」を2020年5月から定期的に実施し、企業を取り巻くビジネス環境の変化と未来の姿を分析している。各調査のテーマは「企業投資動向」「産業/業界の将来動向」「世界景況」「カーボンニュートラル/ESG経営」「人材戦略」「ウェルビーイング経営」「有望技術」など多岐にわたる。
この調査の1つで尋ねたのが上記の質問だ。回答としては、前者について「グリーン成長戦略14分野がビジネスになる」という回答が6割を占めた。一方、ウェルビーイングについての質問では、2割近くが「今後5年間に企業向けの健康対策ビジネスを展開する予定」と回答した。これらの結果から、未来に向かって社会、企業、さらには市場がどのように変わっていくのか、シナリオを想起しやすい。
こうした企業のニーズに応えるべく積み重ねた未来への意識調査をまとめたのが専門レポート「未来調査2026全産業編」。2022年10月11日からオンラインで開催される「日経クロステック EXPO 2022」では、本レポートで示した未来社会のイメージを基に、5年後の社会のイメージを紹介する。
2022/10/21(金)15:50~16:20
先行き不透明かつ予測が困難な時代において、企業のカーボンニュートラルやウエルビーイングへの取り組みはどう変化していくのか。日経BP 総合研究所が定期的に実施している「5年後の未来に関する調査」はのべ1万6000人のビジネスパーソンの声を集めました。その分析結果から5年後の未来シナリオを考察します。