人工知能(AI)の技術が進化を続けている。言語処理では人間が書いたのと遜色ない文章を生み出し、まるでプロの画家が描いたような絵画も生成できるようになった。技術の進化と並行して企業のビジネスへの適用も広がっている。AIは、デジタル技術による社会変革の有効な手段として、当たり前に使われるようになっている。

 一方で、AIがもたらす負の側面にも注目が集まるようになった。人物画像を合成して悪用するディープフェイクはその典型だ。軍事利用の是非やAIの出す答えが差別につながるリスクなど、倫理面の課題も浮き彫りになっている。

マーティン・フォード氏  (写真:Xiaoxiao Zhao)
マーティン・フォード氏 (写真:Xiaoxiao Zhao)
AIはすべてを変える
AIはすべてを変える
マーティン・フォード著
日経クロステック 中田敦
日経クロステック 中田敦

 これから先、AIは社会をどう変えるのだろうか。人間はAIをどう使いこなしていけばよいのか。「日経クロステック EXPO 2022」では、世界的なベストセラー「ロボットの脅威(Rise of the Robots)」の著者であり、近著「AIはすべてを変える(Rule of the Robots)」で社会の未来予想図を描いたマーティン・フォード氏への公開インタビューをお届けする。聞き手は日経コンピュータ副編集長 中田敦が務める。

 未来のAI社会の姿が垣間見える講演にぜひご参加いただきたい。

AIは社会をどう変えるのか、本当の革命はこれから
~マーティン・フォード氏公開インタビュー
2022/10/14(金)16:25~16:55

人工知能(AI)は「電気」のように社会にとって不可欠で当たり前の存在に既になりつつある。だが、同時にディープフェイク、軍事利用など、危険な面も併せ持つ。人間はAIにどう対応すればよいのか? 世界的なベストセラー「ロボットの脅威(Rise of the Robots)」の著者で近著「AIはすべてを変える(Rule of the Robots)」ではAI後の社会の未来予想図を描いたマーティン・フォード氏に、日経コンピュータ 副編集長 中田敦が鋭く迫る。