カインズやベイシア、ワークマンなどから成る流通の巨人、ベイシアグループ。内製先進企業であるカインズを筆頭に、デジタル活用で積極的なグループであることで知られている。そのベイシアグループ全体を取り仕切るのが、創業家2代目の土屋裕雅カインズ会長だ。ベイシア会長も務める。

土屋裕雅 ベイシア カインズ 代表取締役会長
土屋裕雅 ベイシア カインズ 代表取締役会長
(写真:村田 和聡)

 実質的なグループトップである土屋会長は、カインズでSPA(製造小売業)化を断行するなど、業界きっての改革派と知られている。2018年には「IT小売業宣言」をぶち上げ、大胆なデジタル組織づくりを実行してきた。

 土屋会長は2022年10月11日からオンラインで開催される「日経クロステック EXPO 2022」に登壇する。ベイシアグループが掲げる「ハリネズミ経営」や、2018年にぶち上げた「IT小売業宣言」について語るほか、ベイシアグループをDX(デジタルトランスフォーメーション)に本気にさせた「新幹線事件」についても初めて明かす模様だ。DX経営に関心がある経営者や現場リーダーにとって見逃せない講演だ。

ハリネズミ経営を支えるデジタル変革
―IT小売業への道
2022/10/13(木)10:00~10:30

 ベイシアグループは、中核企業カインズによる2018年の「IT小売業宣言」以降、DX(デジタル変革)に注力している。プロのCDOやCIOを招聘し、システム内製化を進め、デジタル組織も急拡大している。各グループ企業が独自の強みを伸ばす「ハリネズミ経営」を実現するためのデジタル戦略について解説する。