2023年、金融DX(デジタルトランスフォーメーション)の動きは一層加速しそうです。全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)は2023年3月に「全銀システム」をオープン化する方針を決め、ITベンダーの選定などに着手し始めています。4月には給与のデジタル払いも解禁されました。給与デジタル払いを巡っては、大手キャッシュレス事業者が相次いで参入を表明しています。
次世代インターネットといわれる「Web3」は引き続き大きな注目を集めています。暗号資産(仮想通貨)やDeFi(分散型金融)、NFT(非代替性トークン)などは、既存の金融機関に変革を迫るポテンシャルを秘めています。
また同時に、金融DXを進めるためには、既存の基幹系システムの見直しにも踏み込む必要があります。稼働から長い時間が経過し、システムの複雑性が増した結果、新商品・サービスの投入に時間がかかったり、運用保守コストが高止まりしたりする問題が顕在化し始めたからです。全銀ネットが全銀システムのオープン化を決めた背景にも、こうした問題がありました。大手金融機関も基幹系システムのモダナイゼーション(近代化)に本格的に踏み出しています。
日経FinTechは2023年8月に「金融デジタル戦略会議 -FinTech Impact Tokyo 2023 Summerー」を開催します。日本の銀行や証券会社、保険会社、カード/決済会社などの経営層、IT・デジタル部門の責任者の方々などを対象に、金融業界におけるDXの先進事例、今後直面する課題やその解決策などを紹介します。
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