本セミナーは、Webセミナープラットフォーム「Deliveru」を使って、当日ライブ配信します。
※講師の講演部分に関しましては、後日見逃し配信を予定しています。

10月7日(金)午前10時に締め切らせていただきます。

セミナー紹介

現在の設計は流用設計がベースとなっています。しかし、設計ノウハウ書やモジュラー設計を構築できたとしても、流用設計の在り方が変わらないようでは、設計開発の効率は向上しません。また、正しく目標品質を設定できたとしても、達成するための具体的方向や設計の進捗を管理できなければ、目標未達となってしまうでしょう。本来の設計の進め方は、モジュラー設計によって流用元を標準化できれば、その流用元を正しく選定し、設計の方針を検討し、目標品質を設定することから始まります。

ところが、多くの企業はインプット、目標設定後の設計進捗を設計担当者任せにしてしまっており、設計がある程度進んでから、「流用元はBの方が良かった」「ここの部分も追加で変えないと」「目標を達成できていないぞ!」などと、多くの指摘が入ります。すると、その都度やり直しが発生し、多くの設計工数をムダにしてしまうのです。これではせっかく流用元を標準化し、設計ノウハウをまとめたとしても、設計効率が向上しません。設計効率を悪化させている現在の流用設計から脱却し、手戻りの少ない設計プロセスの構築とマネジメント手法の確立が必須となります。

こうした状況から脱却し、手戻りの少ない設計プロセスを実現するには、「DRBFM」と「E-BOM」を活用します。そして、設計の最初の段階で、設計の方針の立案とE-BOMの最適化、DRBFMによる問題の未然防止を図っていきます。また、マネジメント手法としては「変化点管理」を実施します。変化点管理では、設計の最初の段階で変化点を抽出し、設計途中に発生する変化点を管理していく必要があります。設計担当者だけに任せてしまうと、本来変更しなければならない部分に抜けや漏れが発生してしまいます。そうした抜けや漏れを防止し、正しい変化点を管理しながら、出図まで情報をつなげていかなければなりません。

本講座は、元トヨタ自動車の設計者が「あるべき設計マネジメント手法」を指導します。あるべき設計プロセスを運用し、マネジメントするべきポイントを押さえることにより、手戻りを減らして設計開発効率の最大化する方法を伝授します。

受講効果

チェックモジュールと設計ノウハウを正しく使用するプロセスを理解できます。

チェック設計の初期段階に検討すべきE-BOMの在り方を習得できます。

チェック設計マネジメントにおける「変化点管理」と「DRBFM」の正しい使い方、マネジメントのポイントを学べます。


■視聴にあたって
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開催概要

セミナー名 トヨタ流「勝ち残る設計」実践講座
設計効率を最大化する トヨタ流「設計マネジメント」の考え方
日時 2022年10月7日(金) 10:00~17:00
会場 オンライン開催
Webセミナープラットフォーム「Deliveru」で配信するセミナーです
受講料

52,000円(税込み)

※総合的に学べる4回セットもございます。詳細はこちら

定員 60名
※最少開催人数(15名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
主催 日経クロステック 日経ものづくり

講師紹介

中山 聡史(なかやま さとし)
A&Mコンサルト 取締役専務、経営コンサルタント

中山 聡史(なかやま さとし)<span class="fontSizeS">氏</span>

関西大学機械システム工学科卒。トヨタ自動車にてエンジン設計、開発、品質管理、環境対応業務などに従事。全てのエンジンシステムに関わり、海外でのエンジン走行テストなどにも同行経験あり。A&Mコンサルトにて製造業を中心に設計改善、トヨタ流問題解決の考え方を展開。「モノ造りのQCDの80%は設計で決まる!」という理念の下、自動車メーカーで培った設計から開発、製造、品質保証までの幅広い経験を活かし、多くのものづくり企業で、設計業務改革や品質・製造改善、生産管理システムの構築などを支援している。

プログラム (10:00~17:00)

1. 現状の設計プロセスとマネジメントの課題内容

  1. 間違った設計マネジメント
  2. 変化点管理の抜け・漏れによる手戻り
  3. E-BOMは単なる部品リストではない
  4. 【個人演習】
    ~現在の設計プロセスや設計マネジメントによって発生した不具合を10個あげてみよう!~

2.あるべき設計プロセスとマネジメントのポイント

  1. 設計の基本原理
  2. あるべき設計開発プロセス
  3. あるべきプロセスにおけるE-BOM、変化点管理、DRBFMの在り方・使い方

3.トヨタ流設計マネジメント手法

  1. 基本設計段階の最初にE-BOMを構成する
  2. E-BOMと機能系統図
  3. E-BOMと変化点管理
  4. 変化点管理のポイント
    1. 製品全体像の把握
    2. E-BOMの確認
    3. 変更点と変化点の抽出
    4. 機能の抽出
  5. 変化点管理からDRBFMを実施する
    1. DRBFMの構成
    2. DRBFMの作成方法
    3. 故障モード抽出の考え方
    4. 原因・要因の抽出方法
    5. 対応策の検討方法
  6. DRにて深堀する

4.【個人演習】変更点と変化点を抽出してみよう!

  • ~100円ライターの変更点・変化点の検討してみよう~
※プログラム内容・講師は予告なく変更になることがあります。予めご了承ください。

【お申し込み注意事項】

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