本セミナーは、ビデオ会議ツール「Zoom」を使って、Web配信いたします。
Zoom利用には、パソコンまたはモバイルの接続環境が必要です。いずれでも受講できますが、
【パソコン、有線またはWi-Fiのインターネット環境】を推奨します。

お申し込みの受付は、2022年3月11日(金)昼12時00分に締め切らせていただきます。

一層の進化を遂げようとしている in vivo遺伝子治療の最前線

 遺伝子治療の研究開発が世界的に本格化している。中でも、生体内(in vivo)に直接遺伝子を導入するin vivoの遺伝子治療は、アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターの登場により、希少疾患を中心に開発が加速している。

 スイスRoche社傘下の米Spark Therapeutics社が遺伝性網膜ジストロフィーを対象に開発したLUXTURNA (voretigene neparvovec-rzyl)、スイスNovartis社が脊髄性筋萎縮症(SMA)を対象に開発したゾルゲンスマ (オナセムノゲン アベパルボベク)など、AAVベクターを用いた複数の遺伝子治療が実用化した。

 一方で課題も生じている。臨床試験などで、AAVベクターを用いた遺伝子治療の投与を受ける患者が増加し、データが蓄積される中で、AAVベクターの全身性の大量投与に伴う安全性の課題が浮上してきた。

 そこで世界では、現状のAAVベクターのリスクを見極めつつ、投与量を減らしたり、AAVベクター(カプシド)を改良したり、新規のウイルスベクターを開発したり、非ウイルスベクターを活用したりと、対象疾患やその病態に応じて最適なアプローチを模索する動きが出ている。こうした研究開発によって、in vivo遺伝子治療は一層の進化を遂げようとしている。

 活発な議論の場として、情報共有の場として、当セミナーは遺伝子治療の最新知見を得る絶好の機会となるであろう。

2022年2月28日号特集記事「多様化する遺伝子治療の送達媒体」を、
講演資料の参考情報としてご提供(配布テキストに収録)いたします。

開催概要

セミナー名 遺伝子治療が抱える課題と新展開
日時 2022年3月14日(月) 13:00~17:30(開場 12:45)予定
会場 Zoomを使ったWeb配信セミナー
(オンデマンド[見逃し]配信も予定。お申し込み者に後日案内します)
受講料

39,800円(税込み)
[一般価格]

32,800円(税込み)
[読者特価]
※日経バイオテクを定期購読されている方は、読者特価にてお申し込みいただけます。
※日経バイオテクONLINE法人版(Pharma Business)会員は、ホームページの「おしらせ」からお申し込みください。
※上記は1名様の料金です。複数名での共有は禁止します。

定員 100名
※最少開催人数(20名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
主催 日経バイオテク

■視聴にあたって
  1. 視聴に必要なURLと、登録・ログイン方法は、お申し込み登録いただくメールアドレスへ開催前日までにご案内します。
    URLはセミナーに参加する方のみ利用可能とし、再配布を禁止します。
  2. 動画の録画・キャプチャー、SNSなどへのアップも禁止します。発見した場合、事務局は削除要求できることとします。
  3. セミナーの内容や受講者の個人情報(会社名など)等はセミナー内のみとし、口外しないでください。
  4. 動画視聴に関わる技術サポートは提供しません。システムトラブルなどにより、画像・音声に乱れが生じた場合も再送信や返金はできませんので、予めご了承ください。
  5. 配信中、異常と思われる接続を発見した場合、予告なく切断することがあります。
なお、「Zoom」上では、個人情報は一切取得いたしません。

プログラム

13:00~13:05 主催者挨拶
13:05~13:15 in vivo 遺伝子治療の開発動向
日経バイオテク
副編集長

久保田 文
13:15~13:50 AAVベクターを用いた遺伝子治療の現状と課題
東京大学 医科学研究所
遺伝子・細胞治療センター センター長

岡田 尚巳
13:50~14:25 遺伝子治療の歴史と新規遺伝子導入ベクター開発の試み
東京大学 定量生命科学研究所
ALA先端医療学社会連携部門 特任教授 (九州大学 名誉教授)

谷 憲三朗
14:25~14:45 新しい創薬モダリティにおけるグローバルエンドツーエンドCDMOサービス
パセオン
シニアディレクター、アジアパシフィック事業開発部門長

谷元 浩二
14:45~14:55 [ 休 憩 ]
14:55~15:30 脂質ナノ粒子を用いた筋ジストロフィーのゲノム編集療法
京都大学 iPS細胞研究所
臨床応用研究部門 主任研究員/講師

堀田 秋津
15:30~16:05 生体適合性高分子を基盤とした遺伝子治療とmRNA創薬
京都府立医科大学大学院
医学研究科 医系化学 准教授

内田 智士
16:05~16:25 Can One Size Fit All? The Future of Plug-and-Play Large-Scale AAV Manufacturing
AGC Biologics
Sr. Director of Manufacturing

Maggie Chen
16:25~16:35 [ 休 憩 ]
16:35~17:30 パネルディスカッション

パネリスト  岡田 尚巳 、谷 憲三朗 、堀田 秋津 、内田 智士
モデレーター 久保田 文

※講演内容など、プログラムは変更になる場合がございます。予めご了承ください。

【お申し込み注意事項】

  • このセミナーは、ZoomによるリアルタイムWeb配信にてご提供します。後日、期間限定でオンデマンド配信も予定します。
    視聴URLは、開催前日までにご登録アドレス宛にメールでお知らせします。
  • ※お申し込み後のキャンセル、送金後のご返金はお受けいたしかねます。
  • ※受講料のお支払い:請求書払い/クレジットカード払いが選択できます。
    お支払方法が「請求書」の方には、後日、請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますのであらかじめご了承ください。
    クレジットカード払いの場合、お支払い手続きにて決済が完了した後、以下「MyPageメニュー」にお申し込み内容が表示されます。
    <MyPage>https://ers.nikkeibp.co.jp/user/myPageLogin/
    各種書類(領収書等)の発行については、こちらをご覧ください。
  • ※講師の急病、天災その他の不可抗力、またはその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。