BPnet スキルアップコラム

みなさん、こんにちは。エンパワーリングの上村です。

「一流の部下力」、いよいよ最終回、どうぞよろしくお願いします。

最終回では「松下幸之助に学ぶ、成功する人の条件」について述べます。

素直・熱意・愛嬌

昭和の偉大な経営者、松下幸之助氏。私の最も尊敬する方の一人でもあります。また、PHP研究所さんとは、本を出したり、ゼミナールの協力講師などをしている関係もあり、松下氏の研究は随分とさせていただきました。

松下氏は、経営や仕事のコツ、そして人生をより良く生きる秘訣について、本当に数え切れないほどの言葉を遺されているのですが、その中で最も私の心の琴線に触れた、3つのキーワードをご紹介します。

それは「素直・熱意・愛嬌」です。

素直

「素直」に至っては、それだけで「素直な心になるために (PHP研究所)」という一冊の本を書いておられるくらいです。その中の一節に次のようなものがあります。

~素直な心というものは、だれに対しても何事に対しても、謙虚に耳を傾ける心である~

まさにその通りだと思います。

この連載のテーマである「部下力」に関連していうならば、上司から何か注意やアドバイス、また依頼をされた時に、まずは「素直にそれを聞き、受け入れる姿勢があるかどうか」、これはとても重要です。

具体的には、注意やアドバイスをされた時、「はい、ご指摘(ご指導)ありがとうございます」と言えるかどうか、また依頼をされた時、「はい、喜んで」と言えるかどうかなのです。

この2つを基本姿勢として習慣として身に付けている人は、上司にとって、とてもやりやすくなります。

逆に多くの上司にとって「困る部下」は、注意やアドバイスをしても素直に聞こうとしない、また依頼をしても何か理由をつけては嫌がる、というのが本当に多いのです。

だからこそ自分の素直さとして、「上司の言葉に、謙虚に耳を傾ける心があるかどうか」を振り返ってみるのは大切なのです。

熱意

松下幸之助氏は、「熱意」ということに関しても繰り返し述べておられます。

例えば、次のようなことです。

~仕事をする、経営をするときに、なにが一番大事かと言えば、その仕事をすすめる人、その経営者の、熱意やね。溢れるような情熱、熱意。そういうものをまずその人が持っておるかどうかということや。熱意があれば知恵が生まれてくる~ 「松下幸之助 散策・哲学の庭 (PHP研究所)」より

~すべて熱意が人を動かすんだという、この単純明快なこと、これですわ~ 「松下幸之助の経営問答 (PHP研究所)」より

少なからず、「上司が動いてくれない」「許可してくれない」と、嘆く部下の方にお会いします。

もちろん気持ちは分からないではないのですが、その時まず、「私は、上司が思わず動いてしまうほどの熱意を持って、上司を説得したのだろうか?」と自問自答してみることが大切なのではないでしょうか。

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